Novel

私は文章班代表のみのすけという者です。
文章班とは、まさに文字通り、文章を書く班です。文章とひとくくりに言っても、その形は多岐にわたっていて、小説といった代表的なものから、ゲームの中での登場人物、それのセリフを書いたり、とあります。
しかし、その中で最も活性化するのは、会誌が発行される、春と秋の一部です。会誌には文章作品が掲載されているのですが、それらは私たち文章班の作品となっています。書く内容は基本的に自由で、それはつまり、大した制限なしに考えられた、作者の世界そのものです。とはいえ、私の場合はちょっと作り切れてないな、と考えることもありますが。
たまに、数人が結託して「リレー小説を書こう」、「アンソロジーを書こう」という企画が立ったりします。立つだけのこともあります。そして企画は、どちらにしても終わりを迎えます。栄枯盛衰、盛者必衰、諸行無常、自然の摂理です。しっかり解説すると、会誌以外にも書きたいものを見てもらえる機会がある、ということですね。
そうして出来上がった作品が読まれるときは、とても文字には起こせない不思議な気分になります。


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